ネットセキュリティ向上委員会

無料wifiは危険？？

公衆wifiの利用

皆様はスマートフォンやノートパソコン等で、Wifiを使うことが多いかと思います。家の中で快適に無線通信を使うときにはもちろん、外に出ても無料のアクセスポイントが多く設置されています。ここでは、無料のアクセスポイントを使うにあたっての注意事項をまとめておきたいと思います。

公衆wifiの安全度

公衆wifiは不特定多数の人々が利用しやすいように、大抵セキュリティを低めに設定しています。このような環境では、悪意のある人間によって、アクセスしているサイト、送受信したメール、打ち込まれたパスワードなどが盗聴されてしまう可能性があります。ですから、公衆wifiに接続する場合には、ログインが必要なサイトは控え、他人に見られてはならないようなメール、SNSなどの送受信は避けたいところです。学校や会社で飛ばしているwifiも管理者が接続者の使用内容を把握できるようになっていることが多いです。

知らないネットワークには接続しない

お店などでwifiを飛ばしていることろは、店内に接続先を書いてあるところが多いです。一方、悪意のあるユーザーが他人の情報を盗むため、鍵をかけずに誰でも接続できる状態にしてwifiを飛ばすことがあります。悪意のあるインターネットに接続してしまうとお店で発信しているインターネットより格段に盗聴される可能性が高くなるので、知らないwifiに接続するのは絶対にやめましょう。また、スマホを遠隔操作できるようなウイルスアプリを勝手にインストールされる可能性もあり、その場合はwifiの接続を切った後でも盗聴、盗撮、画像を始めとするデータ全部が流出することになります。

外ではなるべくwifiを使わない

これを言ってはお終いですが、外のwifiは無暗に使うべきではありません。wifiを使うメリットは携帯の通信料を抑えることができることですが、通信料をケチって個人情報を危険に晒すべきでは無いでしょう。家では自分のwifiを使い、外では(特に盗聴されたくない送受信がある場合は)素直に携帯各社の回線を使うことが無難だと思います。pcを使いたいときはテザリングを利用するのが良いでしょう。

VPNを利用する

さて、wifiは利用すべきでないと申し上げましたが、公衆wifiでもセキュリティを確保する方法があります。それがVPN（Virtual Private Network）を用いて接続する方法です。VPNは情報を暗号化して送受信するため、安全度の低い回線を用いても情報が洩れにくくなります。
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